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コンシェルジュスタッフの「クルーズ船に乗船してきました!」

プリンセスクルーズで行く 奄美・沖縄・石垣・花蓮(台湾) 9日間の旅

夫婦で初めてのクルーズ旅行に行ってきました!
最近オードリーヘップバーンのテレビCMでお馴染みのプリンセスクルーズの旅で、私たちが参加したのは、神戸港から、奄美・沖縄・石垣・花蓮(台湾)を廻るを9日間の旅です。

乗船した船は、プリンセス・サンという船でなんと客室は2000室もあります!
まさに海の上を走る巨大ホテルです☆

私たちにとって、初めての豪華客船の旅。乗る前から夫婦そろってパンフレットを見てはわくわく、ニヤニヤ・・・・。行く前から自宅のトイレの壁は、クルーズ情報の切り抜きで埋め尽くされました(笑)
クルーズのことについては、色々勉強してから乗船したつもりですが、実際に乗船してみないとわからない事がいっぱいでした! 何よりも実際にクルーズの旅に出て驚いた事は、小さいお子様連れから80歳を過ぎた方まで、老若男女幅広いお客様であること!!車椅子の方、杖をついた方、かなりご高齢の方も楽しそうにクルーズ旅行をされていました。 なんだか新しい旅の世界が見えた感じがしました!!
それではクルーズの見て触れて感動した体験、お届けします!

『プリンセス・サン』とは こんな船です☆

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まずはご覧ください。
クルーズの外観、屋上のプール、吹き抜けのロビー!

プリンセスクルーズ 感動ポイント① 『施設・日本語サービスの充実』

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●船のお部屋●
私たちが宿泊したのは、海側バルコニーというお部屋です。 せっかく海での旅なので、『 部屋から海を眺めたい! 』ということで、この部屋を選びました。
船が走行中は風が強いので、あまり長いことバルコニーで過ごすことはありませんでしたが、寄港地の様子、大海原に落ちていく夕日をを部屋から見ることができ、大変満足でした。
次回クルーズ旅行に参加する時も、きっとこのお部屋のカテゴリーを選ぶと思います。 お部屋は決して広くありませんが、コンパクトで寝心地も問題なし。水の出はまったく問題なしでした。

●船内新聞 プリンセスパター●
毎晩部屋に届く日本語の船内新聞<プリンセスパター>。これには船内イベントが細かく記載されています。朝から晩まで船内の到る所で楽しいイベントがあますので、翌日の予定は、この新聞を見ながら立てました。気になっていた「ドレスコードが必要か」についても、この新聞で確認できます。
更にお部屋のテレビではクルーズ情報専用チャンネルがあり、それをつけていれば、その日の情報、船の位置、これから向かう寄港地のジェネラルインフォメーションなどが放送されているので、とても安心して過ごせました。
外国船なのに日本語案内の充実は本当に心強かったです。 安心快適でした~(^^)//

●船内のどこがお気に入り?●
クルーズ船内には、お部屋以外にゆっくりと過ごせるたくさんのスポットがあります。 吹き抜けのロビー付近にあるソファーでゆっくり過ごす人。 広々としたデッキでウォーキングをする人や、デイベットに寝そべって読書をする人。 屋外の巨大スクリーンで毛布にくるまりながら映画鑑賞する人・・・。クルーズ旅行に慣れている方は、いろんなスペースでゆったりと過ごしています。なんだか優雅♪♪♪ みんなクルーズの旅を満喫しているなぁ♪

クルーズ旅行が初めての私たちは、船内を何度も何度もウロウロ キョロキョロ・・・・。 船内の階段も歩きやすいので、エレベーターを使わず行ったり来たり。『ここもいいね、あそこもいいね。』と、船内のいろんなスポットを見学しました。

プリンセスクルーズ 感動ポイント② 『充実の食事サービス』

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●円卓を囲んで本格コースディナー●
正直なところ、高級な食べ物に関しては、さほどこだわりのない私たち夫婦ですが、クルーズの食事は想像をはるかに超えるものでした。
高級レストランで本格コース料理を毎日食べている感覚です。デザートもおいしいし可愛いし・・・無料!
本当に素晴らしい味。盛り付けも美しい・・・。毎日食べていても全然飽きないですが、日本食のメニューもきちんと用意されています。魚の西京焼きやら味噌汁やら冷奴やら、なんかホッとする日本食メニューがあるのはとてもうれしいです。おそらく食事で困るということはないのではないでしょうか。

食べ方のスタイルと言えば、8名がけの円卓で、毎日同じグループと一緒にお食事となります。外国式というか、夫婦で参加したら、ほかの夫婦が数組一緒に御飯を食べる方式です。ほとんどが日本人なので、特に言葉に困ることはありませんし、そんなに気を使って会話をはずませなくてはいけない、といった雰囲気ではありませんでした。私たちも3組のご夫婦と同じテーブルでディナーを楽しみました。

●気兼ねなく食べたい時は、ビュッフェレストランも●
なんとなく他の方と一緒に食事をするのは気おくれするなぁ・・・と感じる時は、自由席のビュッフェレストランに行ってもOKです。朝・昼・晩とオープンしていて、ちゃんとメニューが変わります。ラフな雰囲気で日本食も充実しています。野菜が豊富なもの驚きです。
メインダイニングでのディナーの方が確かに高級感がありますが、ビュッフェでも十分満足できます。 私たちは、朝はほとんどビュッフェレストラン利用、寄港地で遊び疲れた日の夜もビュッフェを利用していました。 とってもおいしかったです!!

クルーズ船内の食事のことで、唯一困ったことがあります。 それは・・・つい食べ過ぎてしまうこと(笑)
クルーズ船内では、運動のプログラムに積極的に参加したり、ジムにはほとんど毎日行ってました。

プリンセスクルーズ 感動ポイント③ 『船内イベントの数々』

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●明るいノリの 船内イベントの数々●
クルーズ序盤のウエルカムパーティー(シャンパンタワー)や、クルーズ終盤の打ち上げパーティー(バルーンパーティー)など、お客様のほぼ全員が集まってくる規模の大きなイベントがいくつかあります。船内新聞におすすめイベントとして記載されているので、必ずチェックして参加しましょう。
特にシャンパンタワーというのはさまざまなクルーズで定番のイベント!?のようですね。ドレスアップしたお客さんがロビーに集まってとても華やかなイベントで記念になります。船内の厨房見学ツアーや、厨房で働くシェフのフルーツカービングの発表なんかも行われます。

●有料のイベントも大人気●
船内の毎日のイベントは朝から晩まで途切れることなく催されています。 そのイベントの多くは無料のものですが、中には有料で、よりこだわりのあるイベントも開催されます。
私達は、ワインテイスティングに参加しました。有料でも100名上のお客様が参加していましたよ。おいしいワインが飲めて、ワインにあうカナッペがついていて、大満足のひと時でした。

●クルーズの売り、本格的なショー●
クルーズといえば、船内で様々な本格ショーが見れることで知られています。私たちが見たのはマジックショー、ダンスショー、ピアノショーなどなど、本当に素晴らしいショーがたくさん無料で見ることができました。中でもダンスショーのレベルの高さには驚きました。
ついうっかり見逃してしまってはもったいない!! 船内新聞の中で、「これは!!」と思われるショーは絶対見逃さないようにチェックしましょう~!

プリンセスクルーズ 感動ポイント④ 『思い出づくりの演出』

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●プロのカメラマンが何人も乗船●
クルーズ旅行は撮影ポイントが盛りだくさん。 なんと船内には、たくさんのカメラマンが乗船しており、フォーマルナイトでのドレスアップ写真、寄港地での記念写真、船内イベントでの写真など常時撮影をしてくれます。その写真は、船内の写真コーナーで閲覧できます。
写真はもちろん有料なのですが、二人そろって正装をしている写真なんて普段なかなか撮る機会がないから、高くてもつい買ってしまいました!

また、旅行中の船内でのお客様の様子やイベントの様子が収録されたDVDも販売されています。自分が映っているとつい買いたくなってしまう・・・!これぞプリンセスマジックです。 (私たちも大きな写真とDVDを買ってしまいました~(^-^)
両親にぜひ勧めたいので、「こんな感じだったよ」って様子を伝えるにもDVDはいいかなと思って購入しました。 クルーズ序盤のシャンパンタワーのイベントなどは、メインイベントなので、DVDに映る可能性大・・・・!?

●ドレスコードってどの程度のおしゃれ?!●
ドレスコードってどんくらいおしゃれしたら良いんだ?あまり気合い入りすぎてもなぁ・・なんて、旅に出る前ちょっと悩みました。 実際はというと・・・・皆さん結構バリバリのおしゃれをしてらっしゃいました~!
着物を着てる方もいます!頭にレディガガさんみたいなのをつけてる方もいます。 みんな目いっぱいおしゃれしていて素敵でした(^^) なーんだ、もっと気合いいれても良かったかな!?

ということで、クルーズの旅というのは、普段の旅より服装のボリュームは多かったかもしれません。 特に靴は夫婦そろって結構な量でした。 (ちなみに私が持って行った靴は4足。ドレスコード用の靴、トレッキング用の靴、スマートカジュアル用の靴、ラフなサンダル)

往路、復路で自宅から港間の荷物の宅配サービスを利用する方が多いのもうなずけます。 次回は宅配サービス利用しちゃうかもしれません。

クルーズ船内 感動ポイント⑤ 『フィットネス、スパプログラムの充実�

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●フィットネプログラムにもご注目を●
フィットネスジムの設備も充実しています。私たちは船内生活中、ほぼ毎日、夕飯前にジムに行っていました。船も動いていて、ランニングマシーンで走っているとなんか不思議な気分になりました。

日本人の方はあまり旅行中にジムは利用しないかな?と勝手に思っていたのですが、船内のジムは、どの時間もほどよく混んでいた様子でした。 マシントレーニングの他にも、日替わりでヨガ、ピラティス、ボートキャンプ、歩き方教室(一部有料)などのプログラムが開催されておりました!!
船内はおいしいものでいっぱいなので、やはり運動は欠かせないですね。 フィットネスで汗を書いたら、シャワーを浴びて水着に着替えて温水ジャグジーへ。海の眺めながらのジャグジーなんて贅沢です。

●ズンバ、ダンス教室も大人気●
また、フィットネススタジオ以外の場所でも、運動系のイベントがたびたび開催されます。 中でもズンバ教室は大人気!100人位の人があつまって踊りまくって楽しかったです。 ダンス教室もかなり人気。たくさんの方が参加していました。

☆実際どうなの! 寄港地での楽しみ方☆ <寄港地① 奄美大島 >

●金作原原生林ツアー●
奄美大島に降り立ったのは朝9時過ぎ。 船を下りると、港で島民の盛大なお出迎えがありました。
奄美といえば「アマミのクロウサギ」。アマミのクロウサギのゆるキャラも一緒にお出迎えしてくれました。
私が参加したのはクルーズで申し込んだオプショナルツアー(有料)「金作原原生林ツアー」。 港からバスで出発です。尺八の音色のような変わった鳥の声、トントントンというキツツキの音、うっそうと茂る熱帯植物。ガイドさんの説明を聞きながら山奥に入っていきます。

<寄港地① 奄美大島 >☆マングローブカヤック&鶏飯☆

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金作原原生林ツアーが終わって再び港へ戻ったのはお昼過ぎ。 まだまだ出発の17:00までは時間があります。 私たちは、自分たちでタクシーを拾い、マングローブパークに行くことにしました。 島に詳しいタクシーの運転手さんのおかげで、無事カヤックに乗ることが出来ました。
その後、奄美大島の名物料理 鶏飯の美味しいお店に連れて行ってもらいました。(人気NO.1の鶏飯屋さんは、クルーズのお客様で大行列でした~(T0T))
奄美大島を離れる時、奄美の島民の皆さんが盛大なお見送りをしてくれました。 船からカラーテープを投げてお別れ。感動しました。

私たちはクルーズオプショナルツアーを使いましたが、クルーズ旅行に慣れている方は、自分たちでレンタカーを手配して観光地に行っている方もいらっしゃいました。 ただ、夕方には次の寄港地に向けて出発なので、ちゃんと時間どおりに戻ってこなくてはいけないから注意が必要ですね。
奄美の観光協会が、クルーズのお客様に向けて無料シャトルバスなんかも用意していました。オプショナルツアーに申し込んでいれば、ガイドさんも付きますしいろいろ安心ですが、予算を抑えたい人は自分たちでいろいろな工夫をしている様子でした。

<寄港地-② 沖縄> 美ら海水族館

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●美ら海水族館●
2つめの寄港地は沖縄です。沖縄に降り立ったのは朝9時過ぎ。 私たちは、クルーズで申し込んだオプショナルツアー『美ら海水族館ツアー』へ。 美ら海水族館の一帯は、美しいビーチに面していて、丸一日いても飽きないくらいの広さです。 ビーチがきれいで本当感動! ジュゴンの水槽とウミガメの水槽を楽しんだ後、11時からのイルカショーを見学。

イルカショー見学の後は、植物園へ。 植物好きの私たちは、植物園でもおおはしゃぎです。 蘭が綺麗~~~。 植物園の中にあるギフトショップで蘭の苗木を買い、母の日のプレゼントとして両親に配送で贈りました。

オプショナルツアーは、もちろんちゅら海以外にも色々あります。 私たちはクルーズオプショナルツアーを使いましたが、クルーズ旅行に慣れている方は、自分たちで国際通りにお買い物にいったり、事前に自己手配したレンタカーで観光地に行っている方もいらっしゃいました。やっぱり時間ぎりぎりで戻ってくる方もいたので、自己手配の場合は時間に注意です~!!!!

<寄港地-③ 石垣島> 石垣発、西表島&由布島観光

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●西表島&由布島●
翌日、石垣発の西表島&由布島に行く1日オプショナルツアーに参加しました。
(石垣島では、自力で定期船乗り場で切符を買い、様々な離島に出かけるお客様も多かった様子でした。) 西表島は想像以上に未開拓のジャングルでした。 星砂ビーチでは、ペットボトルに砂を入れて帰りました。 由布島ものどかでよかったです。正直、1日じゃ足りない! 石垣島はもっとゆっくりしたかったなぁぁぁ~。 シーサーの頭にイリオモテヤマネコが乗った置物を買いました。

<寄港地④ 花蓮(台湾) > 太魯閣渓谷(タロコ渓谷)

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●太魯閣渓谷(タロコ渓谷●
最後の寄港地は台湾の花蓮です。 アジアのグランドキャニオンとも言われている『 太魯閣渓谷(タロコ渓谷) 』で有名な地域です。
花蓮到着後、朝早いのに花蓮の原住民、アミ族の衣装を着た方々がお出迎えしてくれました。 ザリガニのような赤い着ぐるみもお出迎えしてくれたのですが、一体なんのキャラクターなのか、最後までわかりませんでした。海老かな?虫かな??

太魯閣渓谷(タロコ渓谷)の観光は、現地のツアーバスで行くのが絶対よいと思います。 道がかなり険しいです。 写真ではうまく写らないのですが、本当に素晴らしい渓谷でした。 壮大すぎで、写真を縦にしても横にしてもうまく写らない・・・。
タロコ渓谷を見たあとは、御宮や大理石工場など見学し、最後にアミ族の踊りを見学しました。 「うーん。もうちょっと練習した方がいいかな?」なんて、思いながら踊りを見学をしていたら、なんとアミ族の若者に腕を引っ張られ、夫婦でダンスに参加するハメに。いろんな意味で忘れられない思い出になりました。。。

おわりに

寄港地の観光が終わり帰路につく船内では、これまたいろいろなイベントで旅を盛り上げてくれます。
クルーズ最終日の前日の夜は吹き抜けのロビーに集まり、ダンスパーティーです。 天井からたくさんの風船が落ちてきて、深夜まで踊る踊る・・・日本人って控え目っていいますが、若者からお年寄りまでみんなドレスアップしてダンスしているのはとても印象的でした。

以上、9日間のプリンセスクルーズの旅をご紹介させて頂きました。 書ききれないことや、写真に写せなかったこともたくさん!!
旅行が終わって真っ先に思ったことは『 両親にもクルーズ旅行を是非して欲しい! 』と思ったことです。 また、実際にクルーズ旅行に参加して感じたことは、クルーズ旅行のパンフレットやホームページを見ると、≪船内がどんなに素晴らしいか≫がクローズアップされているものが多く、船でどこに行って、そこで何を楽しむか、旅先での楽しみ方は見えずらいような気がします。
私たちがクルーズ旅行の予約し、手元に届いた日程表や、様々な資料には、あまり寄港地での観光についてはほとんど書かれていなかったように思います。 ですので今回の旅日記では、実際に私がどのように寄港地で過ごしたかをご紹介させて頂きました。  クルーズ旅行では、帰国地での宿泊が無いため、限られた時間で観光をいかに楽しむかもポイントと言えるのではないでしょうか。

旅には出たいけど食事や治安が心配だったり、飛行機が苦手だったり、体力に自信がなかったり、小さな子供がいるから心配だったり・・・いろいろな理由で旅を諦めている方々もいらっしゃると思うのですが、≪船の旅≫という、独特の安心感と非日常の世界を是非多くの方に知っていただきたいと感じました。
是非、皆様もクルーズの旅に出かけてみてはいかがでしょうか!

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