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お客様クルーズレポート

アラスカ世界自然遺産氷河とゴールドラッシュの街並みクルーズ

ゴールデンプリンセス号で行くアラスカクルーズ9日間

クルーズ1日目(乗船日)

ゴールデンプリンセスでゆくアラスカ氷河の旅の出発地シアトル。
何度か来たことがあったこのシアトルも、クルーズの乗船地としてその港を巡ると、違った趣で見ることが出来ました。空港から港までは30分ほど。タクシーの運転手に地図を見せたら、「HAVE A NICE VOYAGE」とニコッと微笑んで一言。
途中で活気ある市場、パイクプレイスマーケットにもチラッと寄ることが出来ました。

ターミナルへ着くと巨大な船が並んでいて、一瞬目を疑うと同時に、この船で広大なアラスカの自然の世界へ旅立つのかと思うと心が奮い立ちました。
ターミナル内は分かりやすく、英語が苦手で少し不安だったチェックインも、思ったより簡単に出来ました。

チェックインも終わり、クルーズカードを受け取ると、とうとう乗船。今でもあの興奮は忘れません。
ターミナルから船へつながるスロープを渡り、乗船したそのゴールデンプリンセスの中には、夢のような世界が広がっていました。
また、このコースは日本人に大変人気のコースとのことで、日本人コーディネーターさんが乗船していました。コーディネーターの方は早速我私たちを見つけて挨拶をしに来てくれました。船が初めてで英語が苦手の私たちには大変心強い存在でした!

早速そのコーディネーターさんの案内で船内を巡りましたが、思っていた以上に広すぎて、一度回っただけでは頭に入らない程。妻と一緒に船の地図にメモをしながら少年の心に戻り船内探検を繰り広げました。
劇場、プール、パットゴルフ場、スポーツジムまで、一つの街がこの船には詰まっていました! 

全部を見るのに1時間半ほどかかった探検が終わり、一旦部屋に戻ると、気づけば早くもディナーの時間。乗船日はカジュアルデーなので、服装もいつも通りの気軽な格好で、コーディネーターさんに案内された時間にダイニングへ行きました。そこに広がるのは夢に見たようなレストラン!笑顔で挨拶をしてくれるウェイターに迎えられ、フルコースの料理を堪能しました!
食事の後は劇場にて芸術的なショーを鑑賞し、乗船初日から大満喫。部屋に戻るとあっという間に眠りについてしまいました。

クルーズ2日目(終日航海日)

2日目は終日航海日ということで、引き続き船内探検をしました。
船内では至る所でイベントが盛り沢山で、どこに行こうか迷ってしまいます。また、ゴールデンプリンセスには、ダイニング以外に、日本人の口にも十分満足なお寿司バー、イタリアのお惣菜屋さんのようなお店、ハンバーガーショップ、ピザショップ、24時間ビュッフェなど、全部無料で利用できるので、気づいたらあれもこれも食べてしまい、妻は「早くも体重が増えてしまった予感」と焦りながらもその食事の豊富さと洗練された味に喜んでいました。

また、この日はコーディネーターさんの案内でそういった船の料理を作っている巨大な厨房の見学会にも参加しました。本当に未知の体験ばかりで、驚きの連続です!

クルーズ3~4日目(ジュノー~スキャグウェイ)

船内を存分に満喫した1~2日目、そして3日目からは今回の旅の醍醐味であるアラスカの街と自然を満喫しました。
最初に訪れたのはアラスカの州都ジュノー。ここでは鮭の孵化場とメンデンホールという氷河を見に行くツアーに参加しました。
孵化場の鮭のピークは8~9月のようで、5月は残念ながらまだ帰ってきておらず。メンデンホールでは初めて見る氷河に感激、青く光る氷河を見たときの感動は今でも印象に残っています。自然の力を感じました。
街までも歩いて行ける距離だったので、観光から帰ってきた後は、アラスカのお土産屋を散策しました。

スキャウェイでは船を降りたところから出発してカナダの国境までゆくホワイトパスの鉄道のツアーに船内で申し込み、断崖絶壁のスリルと絶景を楽しみました。
また、街自体もゴールドラッシュで栄えたという小さくてかわいい街で、散策するだけでも心躍りました。

クルーズ5日目(グレーシャー・ベイ)

とうとうこの旅のハイライト、グレーシャー・ベイに来ました。ここは世界自然遺産に登録されている氷河で、船の入湾も制限されているとのことでしたが、プリンセスクルーズはアラスカのパイオニア的船会社なので、アラスカのクルーズを最多で行っているとコーディネーターの方が話してくれました。
その氷河は、まさに固唾を飲んで見つめてしまう程、圧倒的な自然に言葉も出ませんでした。妻はなぜか、感動のあまり涙していました。

クルーズ6~7日目(ケチカン~ビクトリア)

6日目は続いてケチカンというアラスカの街に行きました。ここも港の目の前に街が広がっているので、散策も気軽に出来ました。
ここではキコリのショーのツアーに参加し、そのあと街中でサーモンチャウダー、アラスカのビールを満喫し、そして買い物をじっくり楽しみました。

7日目、とうとうクルーズも終盤。最後の街はカナダのビクトリアでした。このビクトリアはとても美しく緑あふれる街でした。
入港が19:00にもかかわらず、アラスカも含めてこの地方は白夜で夕暮れは21時過ぎ。船のバックに、紫色に染まる空を妻と静かに眺めました。

クルーズ8日目(下船日)

気づけば見覚えのある街並みのシアトルに戻り、下船もスムーズに終わり、思い返せば長いようであっという間のアラスカクルーズでした。

今回の旅はアラスカの自然と街、全てが私たちにとって未知の体験であり、世界にはクルーズでなければいけない場所がたくさんあるのだということを知りました。

今では、次は南極クルーズもどうだろうと、妻と話しています。

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