海外クルーズ TOP > お客様クルーズレポート・体験記 > ポールゴーギャン号でタヒチ諸島クルージング タヒチクルーズ

お客様クルーズレポート

ポールゴーギャン号でタヒチ諸島クルージング

2011.7.24(J・Y様)

タヒチ諸島クルージング

最近は旅行記が書けなくなった。これって歳の所為なのか、それともボケの進行なのか…
とは云うものの、折角、楽しい思いをさせてもらった旅でもあり、後日のための記憶の一頁として、印象深かったところは、記録として書き残しおきたく筆をとった次第である。

先ずは、クルージング・コースは右図のようなものである。

この船旅の良いところは…

この船旅の良いところは、クルーザーがタヒチ諸島の港々に停泊しながら、これを拠点とし、各種のOptionalなActivityを自由に選ぶことの出来る気侭なクルージングにある。

ところが難点は(事前の案内で承知の上ではあったが)このツアー及びクルーザー(300人乗りのPaul Gauguin号 )は米国のものであり、参加者は、米・欧・豪のリタイアー夫婦が殆んど、日本人は我等が夫婦二人のみ!

当然、船のスタッフ、乗客とのコミュニケーションは英語only…。海外駐在の経験もなくNOVA(?)にも通ったこともなく、古希を過ぎた老人にマトモな英会話など出来るはずもなく、ただただ、厚顔無恥の「度胸English」で、よくぞ乗り切れたものと、この点は自分を褒めてやりたい…?(あまり自慢にはならない!)

強く印象に残っているのは…

強く印象に残っているのは、空の青さ、椰子の木の緑、ビーチの白砂、珊瑚礁のエメラルド・グリーン、その向こうのネービーブルーの海とそこに点在する島々、BSで見るお馴染みの絵であるが、その空間に身を置けば、世の雑事を忘れ、気付かぬうちに大自然に溶け込んでいた。

シュノーケリングは子供の遊びと思いきや、これとて我を忘れ無我夢中で魚を追っかけていた。
(出発直前に購入した安物の防水デジカメが、それなりに役立った。See→水中写真)

モーレア島ではミュージカル南太平洋で大ヒットした名曲 Bali Hai の舞台となった山々は海上から、そして山腹の展望台からも、神秘な姿を見せてくれた。
ボラボラ島では、バンガロー宿泊の Option もあったが、一泊18万円とのこと、とても年金生活者には手が出る代物ではなく、即、諦め!と決定した。

ガイジンのおじさん、おばさん達も気安く声をかけてくれ、例の「度胸English」でやり取りする内に、いつの間にか船内 Friend となっていた。彼等の中にはこのクルーズが余程気に入ったのか14回目だと云っていた夫婦もいた。成る程、この Paul Gauguin 号、すこぶる居心地がよく、朝、昼、晩(夕食のみセミ・フォーマル)の食事は船内の5階、6階、8階の各デッキにあるレストランで自由にとることができ、おやつ・タイムには毎日8階デッキのラウンジで Afternoon Tea が用意され Activity から帰船すれば、いつでもここで、ゆったりと優雅なひとときを過ごすことが出来た。
Dinner 後はショー・ラウンジでポリネシアンダンスが催され、プールサイドでは昔懐かしい'50年代、'60年代のジャズやポピュラーソングが生演奏されていた。

島の子供たちは可愛らしく、目が合うと「ボンジュール」と笑顔で挨拶を送ってくれる。返事はいつも日本語で「こんにちは」と返せば、とても喜んでくれた。ホテルのプールでは、初めは恥かしがっていた女の子も、すぐ仲良しになってくれた。
水平線に沈む夕日も、椰子の木を通して見る Sunset も別世界であった。
全日、天候にも恵まれ、期待通りのクルージングであった。

ポリネシアは我らの年代にとってはお勧めの場所である。我が夫婦の如く、あちら、こちらとウロウロするのではなく、何時の日か、ガイジンさん並みに椰子の木陰で読書したり、昼寝したり出来るようになれば…と夢みているが、ムリであろう…。

J.Y

このページのトップへ