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コンシェルジュスタッフの「クルーズ船に乗船してきました!」

猛暑の日本を脱出!ゴールデンプリンセスでアラスカクルーズ!

ゴールデンプリンセス

2010年9月4日より、猛暑が続く日本を抜け出し、アラスカ・グレーシャーベイ9日間クルーズに参加して来ました!

2001年に就航したゴールデンプリンセスは、2009年の改装で2つのカジュアル・ダイニングや、シーフード&ステーキハウス「クラウングリル」が加わり、食事のチョイスが更に豊かになった他、船内前方の眺めのよいところにある大人だけの癒しスポット「サンクチュアリ」や星空のもと、ポップコーンやピザをつまみながら映画や音楽が楽しめる「ムービーズ・アンダー・ザ・スター」も増設されました。

総トン数109,000トン、乗客定員2,600人の大型船です。

実際に参加されたお客様より思いの他寒かったと聞いていたので、服選びにはたいそう悩み、あれもこれもとたくさん詰めたスーツケースでいざ出発です!

乗船まで・・・

まずはデルタ航空でシアトルまでひとっとび。
機内ではオンデマンドのモニターで、好きな映画や音楽が自分のペースで楽しめます。
到着後は、シャトルバスに乗って港にに移動します。空港から港までは30分くらいです。
空港内にあるプリンセスのカウンターで、荷物にお部屋番号を書いたタグをつけて預けます。
荷物は、船内に入ってから少し後の到着になるのですぐ使いたいものは自分で持ち込みしましょう。

空港では気さくなスタッフがお出迎え。

船が見えてきました。期待に胸が高鳴ります!

ゲートをくぐり、チェックインの手続きをします。

船内

まずはお部屋へチェックインです。今回は海側の客室を用意していただきました。十分な広さとは言えないかもしれませんが、スーツケース置き場など、かなり広めにとってあり、使い勝手は抜群。何より、お部屋にはあまりいないですからね。

ツインベッドのお部屋

ピアッツアでは音楽が奏でられ優雅な雰囲気。

ムービーズアンダーザスター

シアターは722名収容可能です。

船内には雰囲気の良いバーがたくさんあります。

本格的なイタリアンレストラン “サバティーニ"。

私のお気に入りは・・・

ジャグジー&プール
今回滞在中の一番のお気に入りで、ツアー後半は昼下がりの定番となっていました。
少しのぼせたらプールで泳ぎ、またジャグジーへ。
ジャグジーにつかりながら飲むカクテル、最高です♪

インターナショナルカフェ
ピアッツアにあるインターナショナルカフェはいつもコーヒーのいい香りにつつまれています。
最初に27ドルでコーヒーチケットを買うと14回の回数券がもらえます。1個あたり200円せずに、本格的なコーヒーが楽しめます。
私のお気に入りは、カフェラテ。キャラメルフラペチーノ等冷たい飲み物もあります。

アフタヌーンティー
ドナテッロダイニングにて毎日15時半~16時半の間楽しめるアフタヌーンティー。
スコーンが絶品でした。

皆さんも是非自分だけのお気に入りスペースを見つけてみてください。

ジャグジー&プールは室内と屋外両方にあります。

インターナショナルカフェからコーヒーをテイクアウト。クロワッサンやサンドイッチ、サラダも無料です。

アフタヌーンティーは女性ゲストに人気。

船内で何して遊ぶ?

終日クルーズの日は何して遊ぼう?
約11万トンのゴールデンプリンセスでは、遊び方も多彩です。

SPA&ジム
SPAで癒され、ジムとサウナで汗を流す。お得なSPAメニューは、毎日のクルーズ新聞に載っていることもあるので要チェックです!

カジノ
カジノに初挑戦しました!スロット、ポーカーなどいろいろありますが、初心者でもルールがわかりやすいルーレットに挑戦。
36までの好きな数字にベットし、ルーレットをまわしてその数字にとまったら大当たり!
ビギナーズラックで50ドルが73ドルになりました♪

ショー
本場ハリウッド仕込のショーが、無料で楽しめます。踊りあり、歌ありで飽きさせません。
衣装もハリウッド映画を担当しているデザイナーが担当しているそうです。 写真不可でしたので楽屋のお写真です。

SPA&ジムにはサウナやプールも併設されています。

カジノで一攫千金を狙う!

ショーの舞台裏です。

ビンゴ大会
4枚で10ドルです。読み上げられた数字にしるしをつけて行き、列がそろったらビンゴ!
キャリーオーバーで最高1600ドルに!当たったゲストはクルーズ代が払えちゃいますね。

カウントダウンパーティ
夜の11時半からカウントダウンとともに空中の風船を落とします。スタッフが受け止めた風船に名前が書かれていて、その名前のゲストにはシャンパンがプレゼント。写真は出番を待つ風船たち。

シャンパンウォーターフォール
プリンセスクルーズ名物シャンパンウォーターフォール。シャンパンタワーの上からシャンパンをそそぎます。

その他、時計やストールなどがすべて10ドルで売り出される、10ドルセールや、卓球大会、wiiを使ったゲームやオークション、スタッフが出演するショーや、料理教室、厨房見学ツアーなど選びきれません。

ビンゴ大会

カウントダウンパーティ

シャンパンウォーターフォール

お食事いろいろ

やっぱりクルーズの楽しみと言えば食事ですよね。
プリンセスクルーズでは、コース料理から、ステーキ料理、イタリアン、シーフード、アフタヌーンティなどその日の気分に合わせていろいろな料理が楽しめます。
朝・昼・夜に加え、カフェ、アフタヌーンティー、夜ビュッフェ、プールサイドでの焼きたてピザなど、1日5食の日々が続きます。
ジムでしっかりワークアウトしてお腹をすかせましょう。

メインレストラン(カナレット、ドナテッロ、ベルニーニレストラン)
前菜、メイン、デザートのコース料理は、選べる種類も多く飽きません。
メニューの左側に書いてあるのは7泊中ずっとあるもの、右側に書いてあるのは毎日変わります。

以下ある日のメニューです。

ビュッフェレストラン ホライゾンコート
デッキの14階にある眺めの良い大型レストランです。船の右側と左側にあり、どちらも海を見渡しながらお食事が楽しめる窓側の席が人気。
ある時窓側でランチしていると、スタッフが「ほらあそこを見てごらん!」と言って来ました。
指差した先を見てみると、アシカが気持ちよさそうに泳いでました。
レストラン24時間制は今ではたくさんのクルーズ船が取り入れていますが、実は最初に始めたのはこのプリンセスクルーズ。
いつでも、好きな時にお食事が楽しめます。
お昼はテーマ性のあるンビュッフェが並ぶことも。お寿司などなつかしい味が楽しめたり、となかいの肉やかさごチャウダーなどアラスカの味をお楽しみいただくこともできます。
夜のビュッフェでは、おかゆ、スープなど体に優しいものから、ハンバーガーやホットドッグなどダイエットに不向きなものなど多彩!
いかんいかんと思いながらも、踊ったあとの夜食は止められません…。

窓側の席が人気です

窓の外にかわいい訪問者

フルーツ山盛り

有料レストラン クラウングリル(カバーチャージ25ドル)
ステーキとシーフードのグリル専門店です。
ステーキはなんとなんと600グラム!私の顔と比べてもらうとこの大きさがわかるでしょうか…?
大きくても大味ではなく、しっかりとお肉のうまみを感じられましたよ。
お金はかかりますが、この料金でビックサイズのロブスターや、こだわりのデザート(チョコレートフォンダンが美味)、チーズにワインが楽しめます。滞在中一度は必ず訪れていただきたいレストランです。

北太平洋ホタテ貝とこんがり焼いたフォアグラ。これでも前菜です。

特上フィレとサーロイン。620g。見てくださいこの大きさ。

ワインとチーズ。ワインは別料金です。

有料レストラン サバティーニ(カバーチャージ20ドル)
イタリアンレストランです。
前菜は、たくさんの中から少しずつ取り分けてくれるので、2人で行ってもたくさんの種類のお食事が楽しめます。
もちろん、好きなものがあれば、多めにもらいましょう。
私がいただいたのはほたてのグリル。半生のやわらかいホタテは絶品でした。

いろんなものから少しずつ。

ロブスターのグリル カボチャのリゾット添え

ラズベリーとワイルドベリーのタルト

寄港地いろいろ

クルーズの醍醐味は、いっぺんにいろいろな場所を訪れることが出来るところです。
今回訪れた寄港地を駆け足でご紹介します。

ジュノー
ジュノーは金の鉱脈がありゴールドラッシュに栄えた街です。『リトルサンフランシスコ』とも呼ばれ、緑の美しい山並を背にガスティノー海峡を挟んでダグラス島と向かい合う自然美にあふれた町です。古いロシア正教会や博物館、坂道に添って並ぶカラフルな住宅、近代的なオフィスビル等が深緑の山々と美しく調和しています。

スキャグウェイ
ゴールドラッシュに誕生したスキャグウェイは19世紀のレトロな面影をそのまま残します。ゴールドラッシュ時代に建設された鉱山鉄道は、現在は観光用になりスキャグウェイからカナダの国境付近まで往復しており、オプショナルツアーにご参加いただくと、列車から眺める標高約1,000メートルの雄大な景観をお楽しみいただけます。

ケチカン
アラスカ最南端でカナダとの国境に近いケチカンは、夏場はクルーズ船が停泊するため、多くの観光客で賑わいます。
世界最大のトーテムポールや、博物館、彫刻などでも有名です。
9月はちょうど鮭が産卵に戻ってくる時期で、川をのぞくとたくさんの鮭がはねていました。
卵を産んだ後は1週間くらいで命を落としてしまうそうで、あちこちに力尽きた鮭たちもちらほら…。

ビクトリア
ビクトリアは自然がとても豊かな町で、カナダの花の都といわれるほど、町にはあちこちに綺麗な花が見られます。
一番のみどころはブッチャードガーデンで、広大な敷地に四季折々の花が咲き乱れます。
市内はイギリスの面影を感じさせる町並みです。到着は夜7時なので、お昼に散歩をしてみたかったです。

スキャグウェイのかわいらしい町並み

お土産はやっぱりサーモンがおすすめです。

下船して街を散歩しよう。

ケチカンでは川沿いにお店が並びます。

フェアモント・エンプレス・ホテル

夜のバーハーバー

ライトアップされたクルーズもきれいです。

おすすめオプショナルツアー

空中移動と氷河の体験(199ドル)
ジュノーにて参加しました。実はこれには失敗談がありまして…。完全に水上飛行機で上から氷河を見るツアーだと思い込んで申し込んだのですが、シャトルバスに乗って着いたところは山の上。目の前の看板にはジップライン(ターザンのように高所を移動する乗り物ですね)が…。
あれおかしいぞ、ジップラインの会社が水上飛行機を持っているのかな?と悩みながら移動していると、ヘルメットと体につける装着備を渡され、木の上へ移動。
ここで本格的におかしいと気づきました。
もう参加してしまおうとも思ったのですが、オアシスオブザシーズに乗船した際、怖くてジップラインだけはパスした高所恐怖症の私。
できるはずもなく無念のリタイアとなりました…。
リタイアしてへこんでいる私をかわいそうに思ったのかスタッフが励ましてくれ、ジップラインをやらなかったということで最終的にはお金もとられませんでした。
関係者の方々、ご迷惑おかけしました。

失敗はしたものの、山の上は緑が濃くて空が近い!「ここ標高何メートルなの?」とスタッフに聞いたら1000メートルだよ、との答えが。「ほんとに!?空がとっても近く感じるんだけど」と言ったら、空気が澄んでいるからだよ、とのことでした。心地よい雪解けの川の流れも響き、マイナスイオンをたっぷり浴びて元気になり下山しました。
通常はジップラインの後、メンデンホール氷河に移動し氷河に沿って走るトレイルを探訪したり、ビジターセンターの展望台から優美な氷河の展望をお楽しみいただけます。
写真だけはばっちりとってきましたので、ご覧ください。

森の木々の中を、風を受けて移動します。好きな方にはたまらないツアーだと思います。

足元は地面から数十メートル。やっぱり怖い。

空が近い!

ヘリコプターでいく遊覧ツアー(125ドル)
スキャグウェイにてラストミニッツ(直前予約のお得なツアー)が船内新聞で紹介されていたので参加してきました。
シャトルバスにてヘリコプター乗り場まで移動。
ライフジャケットを装着し、7人乗りのヘリコプターに乗り込みます。
お隣りは、アメリカンサイズのおじいちゃんとおばあちゃんに挟まれ、きゅうくつでしたが無事に離陸しました!
高度を上げるごとに、真っ白な雪の帽子をかぶった山のいただきが見えてきました。
4000年前の雪がまだ残っているということでした。こんなに近くに見える山々の連なりに感動です!

緑の中を飛んでおります。

我らが乗り込むヘリコプター

4000年前の雪

この旅のハイライト!グレーシャ-ベイ!

今日はいよいよ世界遺産にも登録されているグレーシャ-ベイ終日航海の日です。
船内新聞では、何時にどのあたりを通って、何が見えるかなど、細かく記載してありますので、この日の船内新聞は要チェックです!
早朝6時にグレーシャーベイ国立公園に入ります。ここがくじらやアシカなど動物が見れるポイントらしいのですが、前日、オーロラ見たさに夜ふかししてしまった私は断念。お部屋のTVではモニターが見れますのでモニター係に徹します。
9時に見所のひとつである、マージェリー氷河を通過!
氷河に近づきながらゆっくり旋廻します。
時折、海に落ち込む氷河のかけらの音がゴゴゴゴゴーとして大迫力です。

マージェリー氷河をバックに。

対岸をゆっくり進むオーステルダム号。風情があります。

たくさんのゲストがデッキで氷河を眺めていました。

最後に・・・

あっという間に終わってしまった7泊8日のクルーズの旅。
振り返ってみると、終日クルーズの日であってもレポート作成のため、数々の船内イベントに参加していたのでなんだかとっても忙しい日々でした。

船が動いている時は次の都市に向かっているので、無駄な時間がありません。そのため毎日がとても充実していました。
顔見知りのクルーズスタッフやお部屋係との会話、オプショナルツアーで知り合ったおばあちゃんと一緒に写真を撮ったり、カジノで勝ってにこにこのおじいちゃんと喜びを分かち合ったり、一緒にツアーに参加した人達と遅くまで踊ったり、オーロラを探したり。
ひとつひとつが忘れられない思い出になりました。
同じ空間の中で時を共有するととで、より思い出深い時間になるのかもしれません。

クルーズと一言で言っても、高級船からカジュアル船まで幅広く、航路もさまざまです。
STWではお客様の希望にあわせて、お客様のスタイルにあったクルーズを提案させていただきます。

クルーズ船紹介

カナダクルーズ
ゴールデンプリンセス

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