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お客様クルーズレポート

メラネシアン・ブルーに包まれたニューカレドニア・バヌアツ クルーズ

私が乗船した外国客船パシフィック・ドーンのオーストラリア発着のニューカレドニアクルーズを紹介します。
(女性 N.O様)

クルーズ1日目(乗船日)

8月の夏休みに、初めてのクルーズに行ってきました。それもずっと行きたかったニューカレドニアです。
最初は普通に飛行機で行くつもりでしたが、友人に絶対クルーズで行った方が良い!と勧められて決めました。
金曜日に仕事の午後半休を取り、成田からジェットスター航空の直行便でゴールドコーストまでひとっ飛び。 夜の便でそのまま寝て起きたらゴールドコースト空港に朝付くという具合で、オーストラリアは時差もなくとっても楽でした。

ゴールドコースト空港から港まではSTWさんの送迎がついているので安心。ブリスベンまでの景色を車窓から眺めながら3時間ほどのドライブ。
まだこの時は船に乗るという実感がありませんでしたが、ブリスベン・ハミルトン港に近づくと快晴の下に大きなパシフィック・ドーン号が輝いて見えてきました。

船を眺めながら、港を散策しました。ハミルトン港のポートサイドワーフは多くのクルーズ船の発着地ということで、おシャレなレストランやショップが並んでいて、乗船客で賑わっていました。そこにあるターミナルでチェックインをするのですが、かなり並びました。午後1時からチェックイン開始という情報でしたが、少し早めに行って並んでおけば良かったなと思いました。P&Oオーストラリアの船はオーストラリア人に大人気で、いつも満船とのこと。そして何はともあれ、とうとう乗船です!

乗船すると、広い吹き抜けの場所に出ました。そこにはフロントやカフェがあり、既に乗船している人たちが大勢のんびりと寛いでいました。
乗客も船員さんたちもオーストラリア人が多く、みんな気さくに手を振ってくれ、これからの船内生活がとっても楽しみになりました。
部屋に付くとキャビン担当が飛んできて、「待っていたよ!」とノリノリで歓迎してくれました。部屋も思っていたより広く、快適でした。

早速船内の探検に繰り出しました。せっかくの良いお天気だったので、上方階にある屋外のデッキに行ってブリスベンの街を眺めてみました。気付くと出港パーティがはじまりました!ダンサーと乗客のみんなで大盛り上がりの中、船は港のある川から海に向けて進んでゆきます。この素晴らしい景色を見て、クルーズにして良かったと実感しました。

7万トンという大きさの船を見て回っていたらあっという間に夕食の時間です。ディナーももちろんクルーズの楽しみ!広くて素敵なレストランで、オージーフードを思う存分堪能しました!
オージー・ビーフは日本では硬いイメージがありましたが、新鮮なお肉は柔らかくてとっても美味しかったです。ついつい食べ過ぎてしまいます。
また、農業国と言われるだけあり、野菜もジューシーでとっても風味豊かでした。さらにタスマニア産サーモン等の海産物も南極に近い海で取れる身のしまったもの。
これが毎日食べられるのかと思うと、本当に幸せでいっぱいでした。

クルーズ2日目(終日航海日)

ブリスベンを出港して1日かけてニューカレドニアの首都ヌーメアに向かいました。たっぷり時間があったので、船の中をゆっくり時間をかけて見て回りました。
船のイベントに参加したり、ランチハンバーガーを食べたり、ジャグリングショーを観たり、そしてウェルカムパーティではP&Oオーストラリアクルーズ一押しのレーザーショー!
ショーが終わるとみんな雰囲気の良いナイトクラブに行って夜遅くまで賑わっていました。まさにイベントづくしで大忙しでした(笑)。

もちろん、忘れてはいけないのが海の景色です。クルーズだからこそ見ることの出来るまさに壮大な海の色が、少しずつ「メラネシアン・ブルー」に変わってゆきます。
「地球は丸い!」と感じる景色、これは船じゃないと見ることは出来ません!友達が絶対にクルーズが良いと勧めてくれた理由が分かりました。

クルーズ3・4日目(ヌーメア・リフー島)

クルーズ3日目、ニューカレドニアの首都ヌーメアに着きました!午後3時に入港して夜の11時に出港です。
港のターミナルでは民族衣装に身を包んだヌーメアの人たちが出迎えてくれます。
首都とはいえ小さな街なので、徒歩で十分散策できました。地元のスーパーマーケットやショッピングモールで買い物を楽しみ、最後に街を一望できる丘の上までゆき、澄み渡る美しい夕暮れをゆっくりと眺めました。こんなにきれいな空はきっと初めて見ました。

次の寄港地はニューカレドニア本島から少し離れたところにある離島のリフー島です。天国に一番近いと言われたニューカレドニアの代名詞のようなビーチと海を満喫しました。
8月は現地では春先ですが、十分泳げます。また、現地の文化に触れる寄港地観光に参加して、島の暮らしや伝統料理ブーニャを体験しました。全てが初めてで、とても新鮮でした。

夜は、特別なドレスコード「カントリーナイト」や「アイランドナイト」が船内で定められています。「カントリーナイト」ではみんなチェックのシャツやカウボーイハットを身につけて、「アイランドナイト」ではレイやアロハスタイルで、それぞれダンスやイベントを楽しみます。オージーたちに混ざって、夜遅くまで踊り続けてしまいました。

クルーズ5日目(ポート・ヴィラ)

5日目はバヌアツのポート・ヴィラに行きました。バヌアツという国は名前をチラッと聞いたことがあるくらいで、まさか行くことが出来るとは思いませんでした。
ダイビングスポットとして人気らしいですが、日本から気軽に行ける場所ではなく、クルーズだからこそ来れたという感じです! 残念ながら一日中雨でしたが、寄港地観光で、パラフライングとダイビングを決行しました。両方共初めての経験でしたが、本当に最高でした。

街も免罪店や市場で散策を楽しむことが出来ました。また港近くでは露店が並び、バヌアツの工芸品等のお買い物で時間があっという間に過ぎました。

クルーズ6~8日目(終日航海日・下船日)

6~7日目は終日航海日でした。寄港地を楽しんだ後、2日間船でゆっくりできるのもクルーズの魅力だと思いました。思いっきり船内イベント楽しみました。
ショーも南国ならではのものになり、大変見応えがありました。そして「ソルトグリル」という、オーストラリアンキュイジンヌとして東京にもお店を持つ有名レストランが船にあると聞いて、早速行ってみましたが、自慢の塩を基本にした味付けの素晴らしさに言葉を失いました!

2日間終日航海日を楽しみ、あっという間に最後のパーティです!オーストラリア人のご夫婦とお友達になり、メール交換をしました。そしてとうとう下船日…。
正直な感想ですが、こんなに楽しかった夏休みは初めてです。本当にクルーズは期待以上でした!来年は友達も連れて同じコース行こうかと計画しています!

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